二つに割れる懐かしアイス全貌!ダブルソーダ消滅理由と現在の入手先

目次
二つに割れる懐かしアイス全貌!ダブルソーダ消滅理由と現在の入手先
二つに割れる懐かしアイス全貌!ダブルソーダ消滅理由と現在の入手先
@ creator • Click to Play Video Inline
🎵 二つに割れる懐かしアイス全貌!ダブルソーダ消滅理由と現在の入手先

幼い頃、駄菓子屋や近所のスーパーの冷凍ケースで見かけ、兄弟や友達と「どっちが大きいか」を競い合いながらパキッと二つに割ったあのアイス。大人になった今、ふと懐かしい記憶とともに「あのアイスの名前は何だったか」「なぜ最近見かけないのか」と気になっている方が増えています。

一口に「二つに割れるアイス」と言っても、棒が2本ついていたソーダ味のアイスバーから、ポリ容器を中央で折るタイプ、2本組のパウチタイプまで複数の名作が存在します。本稿では、昭和・平成を彩った名作アイスの正確な名称と歴史、森永乳業「ダブルソーダ」の販売終了の真相、そして2026年現在の販売・代替品の流通状況まで、当時の記録と業界データをもとに徹底取材・検証します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:二つに割るアイスの代表格は棒アイスの「ダブルソーダ」「ツインポップ」、ポリ容器の「チューペット」、パウチ型の「パピコ」である。
  • 要点2:森永「ダブルソーダ」は2017年春、赤城乳業「ツインポップ」は2014年に市場需要の変化や製造設備の老朽化を理由に販売終了している。
  • 要点3:「チューペット」元祖は2009年に生産終了したが、類似のポッキンアイスやPB商品、現役の「パピコ」は2026年現在もスーパーやコンビニで購入可能。

【正体判明】「二つに割れるアイス」名前と特徴をタイプ別に全特定

二 つ に 割れる アイス

「二つに割って食べるアイス」という記憶は、人によって思い浮かべている形状や容器が異なります。記憶の混同を解消するため、まずは歴代の代表的な3つのタイプを整理します。

第一のタイプは、1つのアイスに木の棒が2本並んで刺さっており、縦にパキッと2本に割る「棒アイスタイプ」です。代表作は森永乳業が販売していた「ダブルソーダ」や、赤城乳業の「ツインポップ」がこれに該当します。鮮やかな水色のソーダ氷バーを真っ二つに割ると、2本の細身なアイスバーに分かれる構造で、昭和から平成中期の駄菓子屋やプールサイドの売店における定番でした。

第二のタイプは、細長いプラスチック(ポリエチレン)容器の中央にくびれがあり、両手で力を込めて折る「ポッキンアイスタイプ」です。元祖は前田産業の登録商標である「チューペット」ですが、地域や世代によって「チューチューアイス」「ポッキンアイス」「棒ジュース」など多様な呼称で親しまれています。

第三のタイプは、プラスチック製のフラスコ型チューブに入ったフローズンスムージーが2本1セットになっている「パウチ容器タイプ」です。言わずと知れた江崎グリコの「パピコ」であり、1974年の誕生以来、現在もアイス市場の第一線で絶大なシェアを誇っています。

当時のメディア報道・掲載写真
【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:shokuhin.net)

なぜ消えた?森永「ダブルソーダ」と赤城「ツインポップ」販売終了の真相

二 つ に 割れる アイス

多くのファンに愛されながらも姿を消したのが、棒が2本刺さった分割式アイスバーです。中でも森永乳業が1983年に発売した「ダブルソーダ」の生産終了は、当時ネット上でも大きな話題となりました。

森永乳業の公式発表および当時の取材報道によると、ダブルソーダは2017年3月末をもって販売終了となりました。1990年代半ばから1998年頃にかけて年間販売数約4,800万本を記録した大ヒット商品でしたが、晩年はアイス市場全体のプレミアム化(濃厚なミルク系や高単価スイーツ氷の台頭)に伴い、氷菓カテゴリーの販売規模が縮小。ピーク時と比較して出荷数が大幅に落ち込んでいたことに加え、長年稼働してきた製造設備の老朽化が重なったことが直接の要因とされています。

また、赤城乳業が手掛けていた「ツインポップ」(1本でグレープとソーダなど2つの味が楽しめた分割アイス)も、2014年春に静かに製造を終了しました。50円〜60円という低価格帯で「2人で分け合える」ことを強みにしていた昭和・平成初期の駄菓子文化型商品は、少子化やコンビニエンスストアの棚割り競争の中で採算維持が極めて難しくなっていったという業界の構造的背景が存在します。

【徹底比較】昭和・平成を彩った歴代「二つに割れるアイス」スペック一覧表

二 つ に 割れる アイス

かつて子どもたちを夢中にさせた二つに割れる名作アイスと、現在も手に入る関連製品のスペックを比較検証します。

商品名・メーカー特徴・形状販売状況(2026年現在)主な購入場所・代替品
ダブルソーダ
(森永乳業)
2本棒・ソーダ味シャーベットバー2017年3月 販売終了コンビニ各社PBのソーダバー、赤城乳業ガリガリ君(単体)など
ツインポップ
(赤城乳業)
2本棒・左右で異なる2色フレーバー2014年 販売終了赤城乳業マルチパック商品各種
チューペット
(前田産業)
中央くびれポリエチレン容器・果汁清涼飲料2009年 生産終了他社製ポッキンアイス(サンガリア、宮下製餡所、PB商品)
パピコ
(江崎グリコ)
2本連結プラスチックチューブ・フローズン現行販売中(主力商品)全国のコンビニ、スーパー、ドラッグストア
ポッキン系PB氷菓
(各社)
10本入アソート袋・折って凍らせる飲料現行販売中(夏季中心)ダイソー、業務スーパー、イオン、ドン・キホーテ
活動歴および当時の関連ビジュアル記録
【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:taguchico.com)

【実態検証】2026年現在どこで買える?二つに割れる棒アイスの現在地と類似品

「あの2本棒のソーダアイスをもう一度食べたい」という声は根強く、SNSや知恵袋でも再販や復刻を望む投稿が後を絶ちません。しかし、2026年現在、森永乳業から「ダブルソーダ」の復刻版や常設再販は行われていません

大手コンビニエンスストアやスーパーの店頭を調査したところ、ダブルソーダと完全に同一の「2本棒を縦に割る構造」を持つ単体アイスバーは、大手ナショナルブランドのラインナップからほぼ姿を消しています。ただし、以下のルートで類似の体験や味わいを楽しむことが可能です。

一つ目は、「常温のポリ袋入りポッキンアイス」を自宅で凍らせる方法です。100円ショップ(ダイソー、セリア)や業務スーパー、ドン・キホーテでは、夏季を中心に10本入り100円〜150円前後で各社製の折れるアイス(清涼飲料水)が大量に陳列されています。

二つ目は、駄菓子専門店や地域密着型スーパーの冷凍コーナーです。センタン(林一二)などの一部メーカーが手掛けるマルチパックや、地域限定の駄菓子バーアイスの中に、稀に二つ割りに近いコンセプトの氷菓が流通しているケースが確認されています。確実に入手したい場合は、江崎グリコの「パピコ チョココーヒー / ホワイトサワー」を選ぶのが最も手軽で確実な選択肢となります。

一般に知られていない盲点とネットの誤解|「チューペット」と「ポッキン」の地域名論争

ネット上のコミュニティで頻繁に議論を呼ぶのが、「真ん中で折るポリ容器アイスの正式名称は何か」というテーマです。ここには消費者の間で生じている決定的な誤解があります。

まず、「チューペット」は前田産業株式会社の固有の商品名(登録商標)であり、ジャンル全体の一般名称ではありません。前田産業は2009年夏に生産ラインの設備トラブルと改修コストの観点から惜しまれつつ製造・販売を終了しており、法的には現在「チューペット」という名称の新品アイスは市場に流通していません。

日本全国の呼称調査(Jタウンネット等の地域調査データ)によると、このアイスの呼び名は驚くほど地域色が分かれています。

近畿・中国地方では商標名に由来する「チューペット」「チューチュー」が圧倒的多数を占める一方、東日本や中部地方では割る擬音から取った「ポッキンアイス」「棒ジュース」「ポッキコ」などの呼称が主流です。また、九州地方の一部では「ボングー」や「袋アイス」と呼ばれることもあります。業界上の正式な商品分類名は「ポリエチレン詰清涼飲料」であり、家庭の冷凍庫で凍らせて初めて「氷菓」になるという製品特性を持っています。

公の場での発言・インタビュー報道記録
【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:lemon8-app.com)

【プロの結論】「分ける文化」の変遷に見る日本の家族形態と消費心理の劇的シフト

二つに割れるアイスが昭和・平成に一世を風靡し、令和以降に縮小・形態変化を遂げた背景には、単なる流行り廃りを超えた日本の家族形態とコミュニケーション様式の変化が色濃く反映されています。

昭和から平成初期にかけては、兄弟姉妹が複数いる世帯が一般的であり、「1個の予算(50円〜60円)で2人が満足できる」という経済性と共有体験が強い購買動機となっていました。「均等に割れずにどちらが長いかで喧嘩する」というプロセス自体が、当時の子どもたちにとっての濃密な社会的コミュニケーションだったのです。

しかし、少子化の進展と一人っ子世帯の増加、さらには「個食」の定着により、現代のアイス消費は「誰かとシェアする喜び」から「自分へのご褒美として1人で味わうプチ贅沢」へとシフトしました。衛生観念の変化も相まって、直接手で半分に割ってその場で分け合うスタイルよりも、パウチ容器で清潔に保存・摂取できるパピコのような個食・密閉対応型が生き残る結果となったと言えます。

💡 編集部が分析する「二つに割るアイス」の現在的な選び方
  • ノスタルジーと爽快感を味わいたい人:ポッキンアイス(チューチュー系)をまとめ買いし、自宅の冷凍庫で凍らせて楽しむのがベスト。
  • 濃厚な味わいと利便性を求める人:江崎グリコ「パピコ」シリーズ一択。2本入りながらリキャップ性や衛生面も現代基準で安心。
  • ダブルソーダの味を追体験したい人:ガリガリ君ソーダ味やコンビニ各社のPBソーダバーで味覚の記憶を補完するのが現実的。

【二つに割れるアイス】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:昔駄菓子屋で買った真ん中に溝があるソーダ味の棒アイスの名前は何ですか?
A1:最も可能性が高いのは、森永乳業が販売していた「ダブルソーダ」です。1本のアイスに2本の木製スティックが刺さっており、中央の溝に沿って縦に割る構造でした。また、2色の味が楽しめた赤城乳業の「ツインポップ」の可能性もあります。

Q2:ダブルソーダが復活・再販される予定はありますか?
A2:2026年現在、森永乳業からの公式な再販・復刻発表はありません。製造ラインの老朽化や専用設備の廃止が生産終了理由の一つであったため、限定的な復刻企画等がない限り、当時の金型での完全復活はハードルが高いのが実情です。

Q3:ポッキンアイス(チューペット類似品)を綺麗に真ん中で折るコツはありますか?
A3:冷凍庫から出した直後のカチカチの状態ではなく、室温で1〜2分置いて表面がわずかに緩んだタイミングで、中央のくびれ部分に両親指を当てて一気にテコの原理で押し折ると、プラスチックの破片が尖らず綺麗に真っ二つに割れます。

まとめ:形を変えて受け継がれる「分け合う楽しさ」と名作アイスの記憶

昭和・平成の夏の風物詩だった「二つに割れるアイス」。ダブルソーダやツインポップ、元祖チューペットといった伝説的名作は姿を消しましたが、その遺伝子は進化を続ける「パピコ」や、今なお100円ショップやスーパーで愛されるポッキンアイスへと確実に受け継がれています。

大人になった今、当時の懐かしい記憶を語り合いながら、現行のパピコやポッキンアイスを誰かと分け合ってみてはいかがでしょうか。そこには、時代が変わっても色褪せない「シェアする楽しさ」が確かに残されています。 (出典: 二 つ に 割れる アイス(Yahoo!ニュース)